1st’s diary

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情報を喰う

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         ラーメン発見伝 © 河合単 / 小学館

2ちゃんでは有名なお笑い?漫画の一コマw 正にこれが一般に該当するケースが散見されます

 

味覚は千差万別で数値に表しづらく、ましてや料理の点数など実際は主観に依るところが大きい訳です

自分は美味しいと思ったけれど同席者には不評だったとか普通に有るでしょう

こういう場合に自分が美味しいと感じた根拠の裏付けを人は求めます

その格好の材料が「情報」なのです

 

情報とは

*使用素材のブランド・希少性・価格

*調理人の学歴?w(有名店で修行・元〇〇・〇〇道場出身)

*〇〇時間煮込んだスープ

ミシュラン他、〇〇賞受賞

・・・とこんな感じでしょうか

 

根本的に料理しない人は素材が良ければ調理品も良いと短絡的に思いがち

しかし(真面目に)料理を多少する人はスキルが伴わなければ素材を台無しにすることを知っています

例えば大間マグロの大トロの柵はド素人でも刺身に切れば超旨い訳ですが、下手に火入れして炙りやソテーにすれば刺身で食べるより格段に落ちるw

 

個々の素材には最適な調理法というものが存在し、それ以外の調理法はそれを超えられないものが多いんです

 

あるブランド玉子が有ります これを最も美味しく味わうのは生です

なので卵かけご飯が最良w

これを味玉にするなら生の状態に一番近い茹で方・味付けがイイ訳です

硬く茹でれば茹でる程、黄身のコクと白身の味が失われます

硬く茹でればスーパーの玉子でも同じ味になりますw

 

ところが情報を拠り所とする人はブランド=美味しいと云う構図が脳裏に染み着いてますから硬く茹でても「美味しい!」となるのです

まあ情報喰いは茹で玉子すら作らないから、この事実が理解出来ない訳ですがw

 

あと元〇〇…

ラーメン屋に多く元フレンチとか和食料理人とか寿司屋とか

既にラーメン屋は格下というコンセンサスですねw

因みに「元〇〇」とは「〇〇に成り損ねた料理人」ということでその道で大成する希望が無いからラーメン屋を始めた所謂、落ち武者です

本道を極められなかった人の調理法をラーメンに移植してもそれが昇華されて無ければただのモドキ

フレンチモドキ・和食モドキのラーメンが一番にはなれませんよw

 

情報喰いは元〇〇と云うネームバリューで「旨い」とほざきますがラーメンにバゲット乗せたり、マツタケ乗せたり、松坂牛乗せるのは元〇〇で無くても誰でも出来ます

豚骨・鶏ガラタップリのこってりスープに香りを楽しむマツタケを乗せる感覚が有るから和食の道をドロップアウトしたんですよw その人はwww

 

長くなるのでこの話はまた今度w